こんにちは、「初めての爬虫類お迎えガイド」LilRepのマグです。
今回は、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)のマックスノーというモルフをご紹介させていただきます。
マックスノー/スーパーマックスノーは、白と黒のコントラストが美しいレオパです。
今回は、そんなマックスノー/スーパーマックスノーの魅力をご紹介させて頂きますでので、ぜひ最後までお付き合いください。
マックスノー/スーパーマックスノーの遺伝子について
マックスノーは、2002年にJohn Mack氏によって発見されたモルフです。
マックスノーは、一般的には共優性遺伝のベースモルフだと言われています。
共優性遺伝の特徴として、対立遺伝子が2つ揃うとスーパー体として別の表現になります。
マックスノー同士で交配を行なった場合、25%の確率でスーパー体のスーパーマックスノーが誕生します。
しかし、近年は海外のブリーダーさんの間では不完全顕性遺伝が正しいと言われ始めているようです。
英語で、「Incomplete Dominant Mack Snow」と調べてみてください。それ関連の記事が出てきます。
ちなみに、不完全顕性遺伝とは、以下ように記載されています。
● 遺伝学上雑種形成で、優性形質が劣性形質に対して十分優性を示さない性質。オシロイバナや、カイコ、ショウジョウバエ、ニワトリなどにみられる。
● 遺伝で、優勢劣勢関係が不完全なために中間的な形質が現れる状態
出典:weblio
📌 マックスノーとスーパーマックスノーをあらゆる角度から撮影したのを流しながら
マックスノー/スーパーマックスノーの特徴について
マックスノーは幼体時、白と黒を基調とした体色をしています。
しかし、生体になるに従い、黄色みを帯びてくる個体も多いようです。
📌 マックスノーを単体で撮影
また、スーパーマックスノーは、白の体色に黒のピグメント(斑点)が現れるのが特徴です。
特にピグメントが多く細かい個体を、ダイオライトスノーと呼んだりします。
📌 スーパーマックスノーを単体で撮影
有名なコンボモルフ
スーパーマックスノーを掛け合わせた有名なコンボモルフで、「ダルメシアン」や「ギャラクシー」などがあげられます。
ダルメシアンは、「スーパーマックスノー+エニグマ」の遺伝子を持っているもの同士を掛け合わせることで、繁殖することができます。
ギャラクシーは、「スーパーマックスノー+エクリプス」の遺伝子を持っているもの同士を掛け合わせることで、繁殖することができます。
LilRepでは、「マックスノー+トレンパーアルビノ+エクリプス+エニグマ」が組み合わさった「ドリームシクル」というコンボモルフを飼育しています。
📌 ドリームシクルを単体で撮影