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初心者に最適な爬虫類?ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)とは?

マグ
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記事の内容をYouTubeでも解説してますので、ぜひ🦎

こんにちは、「初めての爬虫類お迎えガイド」LilRepのマグです。
今回は、愛くるしい表情と多彩な色や模様で大人気の、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)について、ご紹介させて頂きます。

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)とは?

ヒョウモントカゲモドキとは、トカゲではなくヤモリのお仲間です。
英名でレオパード・ゲッコーと呼ばれています。

ちなみに、英語でレオパードは、ヒョウ、ゲッコーは、ヤモリと言う意味です。

英名を短縮して、「レオパ」と言う愛称で呼ばれたりもしています。

ヒョウモントカゲモドキは、他のヤモリにはない、綺麗なまぶたがあり、とても愛くるしい表情をしています。

野生下での、ヒョウモントカゲモドキは、インド、パキスタン、アフガニスタンなど、比較的雨が少ない荒野などで生息しています。

LilRep ヒョウモントカゲモドキ 画像

どんな種類がいるの?

ペットとしての、レオパは色んなブリーダーさんの手で繁殖された、レオパがほとんどです。
そのため、世界各国のブリーダーさんの手によって様々な品種や系統のレオパが育てられています。

黄色味が強い子、オレンジ色の子、真っ白な子、真っ黒な子、たくさん模様が入っている子など様々です。

たくさんの種類の中から、お気に入りの子を探す事も、レオパをペットしてお迎えする楽しみの一つです。

レオパの種類はたくさんありすぎて全て書き切れないので、今回は、よくお店で見かける有名な種類(品種)や系統を簡単にご紹介しようと思います。

1. マックスノー

マックスノーは、黒と白のコントラストが美しい模様のレオパで、ジョン・マック(Jhon Mack)というアメリカのブリーダーにより作出されました。

幼体の方が、白味が強く、生体になるにしたがって黄色味を増していきます。模様や白の綺麗さなどは、個体差があります。

また、マックスノー同士を掛け合わせると、スーパマックスノーという、白いボディに黒の斑点が多数にある模様のレオパが生まれます。

LilRep マックスノー

2. ハイイエロー

ハイイエローは、黄色みの強い個体同士を掛け合わせて、作出された系統のレオパです。
野生の個体に近い模様の表現から、現在ではノーマルなんて呼ばれたりもしていて、店頭でのノーマル表記は、野生採取ではなく、ハイイエローを指すことが多い様です。

幼体の時は、黒色の部位が多いですが、生体になるにしたがって黒色の部分は抜けていく傾向にあります。

LilRep ハイイエロー

3. アルビノ

アルビノは、黒色の色素欠損のことです。
レオパの場合、黒色色素は完全に欠損することはなく、多少生成されるのが特徴です。
レオパのアルビノの種類は、「トレンパーアルビノ」「レインウォーターアルビノ」「ベルアルビノ」の3種類が存在しています。

LilRep アルビノ

4. タンジェリン

タンジェリンとは、オレンジ味の強い個体同士を掛け合わせた、表現型です。
「ハイポタンジェリン」「ブラッド」「インフェルノ」など様々な、オレンジ味の強い系統の物同士を選別交配させることで、よりオレンジ色の強いレオパが生まれます。
ちなみに、動画に写っているレオパはインフェルノという系統です。

Lil Rep タンジェリン

5. ホワイト&イエロー

ホワイト&イエローは、パステルカラーの様な淡い色に加え、不規則な模様が出現するレオパで、当初ヨーロッパのベラルーシで発見されました。
アルビノ系の個体と掛け合わせることで、更にきれな色味のレオパが生まれたりします。
個人的には、ベースモルフの中では一番好きな種類のレオパです。

Lil Rep ホワイト&イエロー

爬虫類初心者でも飼えるの?

この問いに関して、自分的にはYESです。

レオパは、昆虫を与えてあげる必要があるものの、それ以外はほとんどハードルなく飼育できる爬虫類だと思います。

個体によって、性格はあるものの、レオパ自体が穏やかで、簡単に手にのせて(ハンドリング)触れ合うことができます。

また、ペットしての飼い方が確立されており、飼育に関してたくさんの情報が共有されています。

他にも、ハマっていくとレオパの魅力はたくさんあるのですが、初めての方向けなので、今回はこのくらいにしておきます。

以上、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)についてでした。

今後も、爬虫類に関する事をどんどん発信していこうと思いますので、よろしくお願いします!